不祥事

【日産自動車】再検査の対象車種は何?リコールの問題と影響は?

投稿日:2017年10月1日 更新日:

 

日産自動車の不祥事が29日に発覚しました。

今回の一連の事件を一言で言うならば、

本来検査資格を持った従業員が検査をしなければいけない所、正式な資格を持っていない従業員が出荷前の車を検査をしてしまった。

簡単に言えば、「資格無いのに検査しちった。」という事です。

 

ネット上ではリコールの対象が、100万台を超えると言われており、大規模なリコール対象になる可能性があります。

検査不備の対象は、国内6つの工場で生産された、21車種との事で、具体的にはどの車がリコールの対象になるのか?気になるので調べてみました。

もし、あなたも日産車に乗っているなら、自分の車は大丈夫なのか?と思っていることでしょう。

そして、再検査のリコールが来たらどんな再検査になるのか?という事も予想してみようと思います。

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不備が発覚した完成検査とは?

完成検査とは、型式指定を受けて製造された車を出荷する際に行うことを言います

自動車会社が自主的に決めた検査経験や知識を持つ検査員が行わなければ、検査を完了したことにはなりません。

国交省はこれを通達で定めています。

今回、不祥事を起こした日産では、認定された検査員が305人で補助員19人、4~5人一組で作業をしていました。

 

車が公道を走るためには車検を受けなければなりません。「完成検査」は、そのゼロ回目の車検になります。

組みあがった車を検査員が規定の検査をして完成検査終了証を発行することで、初めてディーラーや販売会社に卸すことができます。

ユーザーが新車を手にするのは、そのあとに運輸局や検査登録事務所で新規登録をしてナンバーを付けた後になりますが、

日産はこの“ゼロ回目の車検”の完成検査を資格の無い補助検査員に任せてしまうというミスをしてしまったのです。

完成検査の不備発覚の流れ

・出荷前の車両の完成検査で不備が見つかる。

国土交通省が18日、日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)に抜き打ちで立ち入り検査して発覚しました。

なお、発覚したとき、現場は原則に違反しているとの認識がなかった、とも報じられています。(日産が認定する「検査委員」ではなく「無資格の補助検査員」が検査していた事が判明)

 

 

・日産は29日に新車6万台の販売一時停止

→販売が決まっているディーラーの在庫も検査が終わるまで納車できない

予定している新車の納車日は伸びる事が予想されます。

 

 

・日産自動車は補助検査員が関わった可能性のある車のうち、まだ車検を受けていない車をリコールする方針

→適正な検査が完了しておらずユーザーに渡った車が約100万台を超えるとも言われている・・・(再)検査対象の可能性と報道されています。

 

日産によると、補助検査員が検査した車でも、購入から3年後の車検に合格していれば国の規定に基づく検査をパスしたことになり、問題はないとしています。

日産が過去3年で販売した対象車、つまり初回車検をまだパスしていない対象車は計約100万台に上るといい、日産は少なくとも約100万台の再検査を迫られる可能性がある。

リコール対象車種・生産工場は?

検査に不備があった工場と対象車種の21車種は以下の通りです。

 

・追浜工場(神奈川県横須賀市)

1. シルフィ

2. ノート

3. ジューク

4. キューブ

5. リーフ(新旧)

6. マーチ

 

・栃木(栃木県上三川町

7. GTーR

8. フーガ

9. フェアレディZ

10. スカイライン

11. シーマ

 

・日産自動車九州(福岡県苅田町)

12. セレナ

13. ティアナ

14. エクストレイル

 

・日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)

15. ウイングロード

16. NV200バネット

 

・日産車体九州(福岡県苅田町)

17. エルグランド

18. NV350キャラバン

 

・オートワークス京都(京都府宇治市)

19. シビリアン(バス)

20. アトラス(トラック)

21. パラメディック(救急車)

 

不備の検査で出荷された車種は以上のように、ノートやキューブ、スカイラインの他、十月に発売を控えた新型リーフなど。救急車の車両も含まれています。

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リコールの問題と影響は?どんな再検査になる?

さて、今回の無資格者が完成検査をしたという事で、起こりうる問題と影響。どんな再検査になるのかという事ですが…

 

実は検査工程といっても色々有ります。

車の車体に傷や汚れが無いかをチェックする工程から、しっかり部品が取り付けられているか、ワイパーやライトがきちんと動作するかを検査する行程など様々あり、

今回は最終行程の「完成検査」での発覚になったわけで、完成検査はブレーキの掛かり具合などを最終的に確認する所でもあります。

 

先程も書きましたが完成検査はゼロ回目の車検となります。

要するに車を所有していれば必ず車検を受けると思いますが、この時、車検を行う人は資格がある人が国の定められた検査を行うのです。

自動車を修理するのは「整備士」の資格を持っていれば行うことが出来ますが、検査するためには「自動車検査員」の資格がなければいけません。

 

今回の問題では、ここで無資格の人が検査していたという事が問題だという事です。

しかし実際、法律上問題が無い海外に輸出する場合、無資格者が検査を行ったとしても問題無いとの事です。…要は日本の法律の問題という事になります。「やっぱり法律はしっかり守らないといけません」ここが今回の最重要な問題な訳です。

 

そうは言え、

今回のこの問題。資格は無かったということですが、毎日ラインで流れてくる車を何百台と検査していたわで…

民間の車検を行っている人よりも「数」をこなしているという意味ではある意味上なのでは?と私は思ってしまいます…。

 

で、今回の問題による影響ですが、今乗っている車が無資格の検査員が完成検査を行ったからと言ってすぐに動かなくなるなんて事は無いと思います。

完成検査に至るまでに、いくつもの検査が存在するでしょうし、品質は会社でかなり厳しく管理されている事だと思います。

 

そして今回のリコールですが、台数が台数だけに相当な時間が掛かってしまうと思います。

内容的なものは、私個人的な予想になってしまいますが、車検程度とは行かないものの、無認定者が検査した所をしっかりディーラーで再検査というような流れになるのでは?と思っています。

しっかり精査して、検査を行ってもらいていものですね。

 

 

今後の日産の発表を待ちましょう。

 

まとめ

この記事のまとめると、

・検査資格のない補助検査員が完成検査をしてしまった。

・新車6万台の販売一時停止。

・再検査の対象車は計約100万台に上る。

という事でした。

 

日産自動車では2017年8月にも30代の期間工が発売前の新型リーフの画像を流出してしまうという不祥事が発生したばかり、

この件に関してはそれほど大きなニュースにはなりませんでしたが、今回起こった問題は訳が違い、今後大きな問題となるでしょう。

 

また、「デイズ」「デイズ ルークス」の燃費試験データの問題で保障を支払うという事も起こっています。これは三菱が行った燃費改ざんでしたが・・・

 

人件費カットやコストダウンをするのは会社の勝手ですが、今回の事件は確実に会社トップの問題でもあると私は考えます。

 

日産の会長であるカルロス・ゴーン氏は、22年の世界販売台数を1400万台に引き上げる中期経営計画を打ち出したばかりで、

16年の1千万台弱から毎年約70万台を積み上げる計画で、

実現すれば16年の世界首位のフォルクスワーゲン(約1031万台)を抜き、世界でトップの企業になる見通しを示していました。

 

人件費カットやコストダウンでの現場の人手不足により忙しくなり、教育が行き届かない目先の利益を追って信用を失う…最悪のシナリオではないでしょうか?

「車」は、走る凶器と免許を取るときに教わりましたが、作る側も私たちは走る凶器を作っているぐらいの気持ちで車を作って欲しいものです。

 

自動車メーカーって信用が「命」です。

 

今回の不祥事で、リコールに掛かる損失だけでなくお客様からの信用も失うことになります。三菱自動車がそうであるように一度失った信用は中々取り戻すことが出来ません。

今後の日産の誠意ある対応が取られる事に、一自動車ファンとして期待したいと思います。

【追記】

10月3日のニュースで、いつから違反行為が行われていたか現時点では明らかになっておらず、

少なくとも一回目の車検を受けていない「2014年10月~2017年9月に国内向けに製造」された、全ての車両が保安基準を満たしているかを確認する必要があり、これが121万台ものリコール対象となるようです。

ディーラーのサービス工場(指定工場)にて点検を実施するという事ですが、詳細や実施は国交省に届出されてからとなるようで、その届出は10月第一週内を予定。

基本的に部品の交換は前提としていない点検となるようです。

日産からの連絡を待ちましょう。

また何か動きがあれば追記していきたいと思います。

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